アジア太平洋地域渡り性水鳥保全戦略

[ アジアタイヘイヨウチイキワタリセイミズドリホゼンセンリャク ]

解説

アジア太平洋地域の渡り性水鳥(渡りをする水鳥)とその生息地を長期的に保全するための国際戦略。
 日豪両国のイニシアティブのもと、1996年に国際湿地保全連合アジア太平洋支部などがとりまとめた。
 この戦略に基づき、シギ・チドリ類やツル類、ガンカモ類の渡り経路上の「重要生息地ネットワーク」が構築された。また、ラムサール条約ではこの戦略が支持され、同条約の第6回・第7回締約国会議で、同戦略を推進する勧告が採択された。
 2006年11月、本戦略は発展的に解消し、東アジア・オーストラリア地域フライウェイ・パートナーシップ(渡り性水鳥保全連携協力事業)に引き継がれた。

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