ゴルフ場農薬
[ ゴルフジョウノウヤク ]
経済の高度成長による生活の豊かさを反映して、1987年「総合保養地域整備法(リゾート法)」が制定後、ゴルフ場が全国的に急増し、その立地による樹林の減少、生態系の変化など自然環境への影響と並んで芝生育成のための肥料・農薬による水質汚濁などが懸念された。
これまでの都道府県からの報告によれば、ゴルフ場排水口でごく微量の農薬が検出される場合が数例あったため、農薬による水質汚濁の発生を未然に防止することにした。1990年環境庁(当時)が「ゴルフ場農薬暫定指導指針」を、厚生労働省が「ゴルフ場農薬水道水質目標」を21農薬(1991年7月に9物質追加して30物質)について定めた。農林水産省は「ゴルフ場における農薬の適正使用について」の通達をだす等、各都道府県におけるゴルフ場で使用される農薬の適正使用とゴルフ場排水口での水質調査の実施指導などの対策がとられている。