サマータイム

[ サマータイム ]

解説

中高緯度の国では夏は日の出が早く日の入りが遅くなるため、時計を標準時より1時間早める制度。地球温暖化対策の一環として、省エネと温室効果ガスの削減が見込めることや、ほとんどの先進国がすでに同じ制度を導入していることから、立法化の動きが進んでいる。
経済産業省の試算では、サマータイムが導入されると、原油に換算して年間約60万キロリットルの省エネ効果があり、二酸化炭素などの温室効果ガスの排出を44万トン削減することが可能。また、退社後や放課後の日没までの時間が伸び、余暇の充実にもつながると期待されているが、通勤事情などからの反対も根強く、効果を疑問視する声もある。

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