ナガサキアゲハ

[ ナガサキアゲハ ]

解説

アゲハチョウ科のチョウ類。羽を広げた大きさは、90〜110mm程度。
東南アジアの熱帯や亜熱帯域に広く分布する。日本では近畿地方以西に広く分布しているが、ここ数年間で分布域が北東に広がっている。分布域の拡大には温暖化が影響している可能性が高いといわれている。幼虫は常緑性柑橘類(ウンシュウミカン、ナツミカン、ユズ、カラタチ、キンカンなど)を好んで食べるので、その栽培面積の増加も分布域拡大の一要因と考えられる。

詳細解説

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