ポリ塩化ジベンゾフラン

[ ポリエンカジベンゾフラン ]

解説

狭義の「ダイオキシン」である、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン(PCDD)と似た構造・毒性を持つ物質で、ダイオキシン類のひとつ。
平面構造を持つ芳香族有機塩素化合物で、置換した塩素の数や位置によって、多数の構造異性体が存在する。特に、2・3・7・8位が塩素で置換した異性体の毒性が高いことが知られている。
塩素を含む有機化合物等を焼却するときに非意図的に発生し、焼却場等の周辺に排出されるなど社会問題化してきた。
ダイオキシン類には、PCDFのほか、PCDD、コプラナーPCBが含まれる。

詳細解説

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