交通需要マネジメント
[ コウツウジュヨウマネジメント ]
ITを駆使した道路交通情報システムの拡大整備であり、道路利用者に時間、経路、交通手段や自動車の利用法の変更を促し、交通混雑の緩和を図る方法。
日本では、交通需要が道路整備を上回る勢いで増加しており、道路などの交通施設の整備のみでは交通混雑緩和に限界が生じている。また、交通量の増加とともに、二酸化炭素や窒素化合物などの排出が増加し、騒音などの問題も深刻化してきている。このため、道路の「利用の仕方の工夫」と「適切な利用の誘導」によって、円滑な交通流を実現することが期待されており、このために、道路整備と平行してTDMが必要とされている。温暖化対策に寄与するものとして期待されている。