催奇形性

[ サイキケイセイ ]

解説

胎児に奇形を起こす性質のこと。受精卵が胎児に発達する個体発生のかなり早い段階で、何らかの因子が作用した結果、胎児に外観的または解剖学的な奇形を発生させることがある。
催奇形性因子には、サリドマイドなどの化学物質のほか、物理的因子(放射線など)、生物的因子(ウイルスなど)、生理的因子(絶食など)、環境因子(酸素欠乏など)、遺伝的因子が知られている。

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