優先取組物質
[ ユウセントリクミブッシツ ]
有害大気汚染物質のうち健康リスクが高い22種類の物質が、1996年の中央環境審議会答申で指定されている。有害性、環境濃度、発生源の排出実態などについての体系的調査、事業者への自主的な排出抑制努力の働きかけなどが求められている。
具体的には、アクリロニトリル、アセトアルデヒド、塩化ビニルモノマー、クロロホルム、クロロメチルメチルエーテル、酸化エチレン、1,2-ジクロロエタン、ジクロロメタン、水銀及びその化合物、タルク(アスベスト様繊維を含むもの)、ダイオキシン類、テトラクロロエチレン、トリクロロエチレン、ニッケル化合物、ヒ素及びその化合物、1,3-ブタジエン、ベリリウム及びその化合物、ベンゼン、ベンゾa-ピレン、ホルムアルデヒド、マンガン及びその化合物、六価クロム化合物。