六フッ化硫黄

[ ロクフッカイオウ ]

解説

融点-50.7℃、昇華点-63℃で、1個の硫黄原子(S)と6個の弗素原子(F)からなる無色無臭の気体。空気を1としたときの比重は約5.1 。
熱的、化学的に安定で、耐熱性、不燃性、非腐食性に優れているため、変圧器などに封入される電気絶縁ガスとして使用されるほか、半導体や液晶の製造工程でも使われている。
地球温暖化係数が23,900と大きく大気中の寿命が長いため、地球温暖化防止排出抑制対象ガスとなった。

詳細解説

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