国連ミレニアム開発目標

[ コクレンミレニアムカイハツモクヒョウ ]

解説

2000年9月の国連ミレニアム総会で採択された開発目標。21世紀の国際社会の目標として採択された国連ミレニアム宣言などで示された国際開発目標を統合し、21世紀に急速に解決が求められる課題が整理され、共通の枠組みとして提唱された。
18の開発目標と48の指標から構成され、識字教育や感染症の問題などの切迫した諸問題について掲げてあり、その中で環境問題については環境の持続可能性の確保として、持続可能な原則を国家政策及びプログラムに盛りこむことや2015年までに安全な飲料水を継続的に利用できない人の割合を減少させる、2020年までに少なくとも1億人のスラム住民の生活を大幅に改善させるといった点が挙げられている。

詳細解説

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