国際環境自治体協議会

[ コクサイカンキョウジチタイキョウギカイ ]

解説

環境の保全を目指す地方公共団体などの国際的ネットワークで、いわば世界の自治体のための国際環境協議機関ともいえる組織。本部はカナダのトロントにあり、ドイツのフライブルグに欧州事務局が設置されている。
1990年9月、国連の主催で開かれた「持続可能な未来のための世界会議」(ニューヨーク)の席上、参加した42か国、200以上の自治体と、国連環境計画(UNEP)、国際地方自治体連合(IULA)などの国際機関の提唱で設立された。IULA公認の国際環境協議機関として活動しており、世界約50か国から約240の自治体が加入、日本からも約50の自治体が加入している。国境を越えた自治体の環境ネットワークを広げ、自治体レベルの地球環境問題への取組みを、国際的なムーブメントに高めることを活動目的としている。
1993年6月、東京の財団法人地球・人間環境フォーラム内にアジア・太平洋地域をカバーする日本事務所が開設された。

詳細解説

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