平和と科学に貢献する自然保護地域

[ ヘイワトカガクニコウケンスルシゼンホゴチイキ ]

解説

「環境保護に関する南極条約議定書」(1991採択、1998発効)によって位置づけられた南極地域の特性を表す概念。
同議定書では、南極地域を「平和と科学に貢献する自然保護地域」と位置づけ、環境への著しい悪影響を回避すること等を環境原則として定めるとともに、原則としてすべての活動について、事前の環境影響評価を行うことなどを求めている。
なお、同議定書では、南極地域の価値を「原生地域としての価値」、「芸術上の価値」、「地球環境を理解するために必要な科学的調査が実施される地域としての価値」と表現している。

詳細解説

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