日米渡り鳥保護条約

[ ニチベイワタリドリホゴジョウヤク ]

解説

正式名称は、「渡り鳥及び絶滅のおそれのある鳥類並びにその環境の保護に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の条約」。渡り鳥の捕獲禁止、絶滅のおそれのある鳥類の保護・輸出入規制、渡り鳥と絶滅のおそれのある鳥類についての研究資料の交換や共同研究計画の作成などについて定めている。1972年署名、1974年発効。
対象となる渡り鳥は、アホウドリやミズナギドリなど190種。対象となる絶滅のおそれのある鳥類は、レイサンガモやアメリカハクトウワシなど67種(亜種を含む)。同条約に基づき、「渡り鳥等保護会議」を交互に開催。また、ハマシギやアホウドリの共同調査を実施している。

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