環境難民

[ カンキョウナンミン ]

解説

アフリカの砂漠化の進行や、南米の森林伐採により、その土地に住めなくなって移動を余儀なくされた人々を環境難民と呼ぶ。即ち、戦争によって国を追われる難民と同じように環境破壊が原因で居住地を追われた人々である。
ワールドウォッチ研究所が1989年版「地球白書」において、地球上での環境破壊の深刻さを示す尺度として用いた。戦争による難民は1980年代末の時点で1,300万人といわれているのに対して、環境難民は1,000万人を下らないと推定されている。

詳細解説

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