直接規制
[ チョクセツキセイ ]
環境政策の手法のひとつ。社会全体として達成すべき一定の目標と最低限の遵守事項を示し、これを法令に基づく統制的手段を用いて達成しようとするもの。
典型的には法律や条例によって汚染物質の濃度や量について排出基準を定め、その基準を対象物質の排出者に守らせるという政策手段がある。直接的な健康被害が存在するなど、重大な環境汚染の場合に有効である。その一方で、(1)基準値以上に汚染物質を削減する誘因がない、(2)削減のための社会的費用が大きくなってしまう、(3)環境基準の遵守状況を監視するために費用がかかる、といった問題が存在する。
環境政策の手法には、他に経済的手法、情報的手法、手続的手法などがある。