絶滅種

[ ゼツメツシュ ]

解説

一般的には、世界的に、もしくはある特定の地域において、過去に存在しながら現在では何らかの理由で生息・生育しなくなった種を指す。
世界のレッドデータブック(RDB)を作成しているIUCN(国際自然保護連合)が1994年に見直したカテゴリーを参考に、1995年に環境省が見直しを開始した日本版レッドデータブックのカテゴリーでは、絶滅種は絶滅(extinct:E、狭義の絶滅を指す)と野生絶滅(extinct in wild:EW)に区分される。
絶滅(狭義の絶滅)とは過去には日本国内に生息していたことが確認されており、飼育・栽培下を含めてすでに絶滅したと考えられる種を指す。ニホンオオカミ、オキナワオオコウモリ等がこれにあたる。野生絶滅とは、野生では絶滅したが飼育・栽培下で存続している種を指す。

詳細解説

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