繊維強化プラスチック
[ センイキョウカプラスチック ]
耐久性を持たせたプラスチックの複合材のことで、ガラス繊維・炭素繊維などを特定の型に積層させ、プラスチックで塗り固めて硬化させるという製造方法をとる。
最も一般的ものは、不飽和ポリエステル樹脂とガラス繊維を組合わせる。ヘルメット、スキー、ラケット、浴槽、建材、産業用電子機器材料、小型船舶、自動車、航空機、人工衛星などに使われている。
一体的に成形され、難燃性・耐食性に優れ、軽くて強いなどの利点を持つが、高価なうえに解体処理が困難でリサイクルに向かない。