自然保護官

[ シゼンホゴカン ]

解説

全国7ブロックの地方環境事務所及びその出先機関として設置された自然環境事務所の国立公園・保全整備課、野生生物課の職員や、国立公園等の現地に設置された自然保護官事務所に配置された職員のうち、特に自然保護官として発令された者をいうが、一般的には環境省の出先機関である地方環境事務所の管轄下で国立公園や野生生物関係の現場管理を担当する職員を総称して使われる。国立公園における開発行為の許認可や希少な野生動植物の保護などさまざまな自然保護関係業務に携わっている。
アメリカの国立公園で働く人々がレンジャーと呼ばれていることから、日本においても特に国立公園を管轄する自然保護官をレンジャーまたはパークレンジャーと呼んでいる。
なお、昭和59年までは「国立公園管理員」、昭和59年〜平成12年には「国立公園管理官」と呼ばれてきており、平成12年より「自然保護官」と名称が変遷している。

詳細解説

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