釧路湿原

[ クシロシツゲン ]

解説

北海道の東部にある約18,000haにおよぶ日本最大の湿原で、タンチョウをはじめとする貴重な動物や植物の生息・生育地としても知られている。1987年周辺の丘陵地と塘路湖など周辺の湖沼を含め28番目の日本で最も新しい国立公園として指定された。また、天然記念物、国設鳥獣保護区としても指定されており、日本で最初のラムサール条約登録湿地(1980年登録)となった。
2002年からは湿原の減少防止と野生生物の生育環境整備のため、直線化された釧路川を蛇行河川に戻すなどの自然再生事業が開始された。

詳細解説

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