釧路湿原野生生物保護センター

[ クシロシツゲンヤセイセイブツホゴセンター ]

解説

環境省が各地に設置を進めている「野生生物保護センター」のモデルとして、釧路湿原をはじめとする道東地域の希少な野生生物や生態系の保全活動の拠点施設として北海道釧路市)に開設(1993)。シマフクロウ、タンチョウ等絶滅の恐れのある野生生物の保護、増殖、研究等を行う調査研究事業及び展示・解説、観察会など普及・啓発事業を実施。付帯施設として、湿原散策研究路、シマフクロウ保護増殖ケージ等が整備されている。
日本最大の湿原である釧路湿原は釧路湿原国立公園の核心部を構成しており、ラムサール条約の登録湿地ともなっている。なお、ラムサール条約の第5回締約国会議は釧路で開催された(1993)。

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