長距離自然歩道
[ チョウキョリシゼンホドウ ]
豊かな自然や歴史、文化にふれあうとともに、健全な心身の育成や自然保護に対する理解を深めることを目的として整備された長距離の自然歩道。路線計画、整備計画を環境省が樹立し、関係都府県により整備される。
1970年に東海自然歩道の整備に着手して以来、九州、中国、四国、首都圏、東北、中部北陸、近畿と順次整備が進められてきた。2003年には全国で9番目の長距離自然歩道として、「北海道自然歩道」の路線及び整備計画(路線延長距離は4,585km、整備期間は2003〜2012年の10箇年)が決定された。これにより、全国の長距離自然歩道の総延長距離は約2万6千kmに及ぶこととなり、全国の長距離自然歩道のネットワーク化が完成することになる。