非意図的生成化学物質

[ ヒイトテキセイセイカガクブッシツ ]

解説

ダイオキシンなどのように燃焼過程などで非意図的に生成される化学物質のこと。
化学物質には、1)製品として生産・使用され、使用・廃棄の過程で環境を汚染するもの、2)製品に副生成物または不純物として含まれ、製品の使用・廃棄に伴って環境を汚染するもの、3)生産工程や焼却に伴って発生し、大気、水質などの環境の汚染を引き起こすもの、の3種類がある。非意図的生成化学物質とは、上記2)および3)に該当する物質といえる。
ダイオキシンの場合、2)の事例としてはPCP農薬による環境の汚染、また3)の事例としては廃棄物焼却施設による環境の汚染があり、非意図的生成化学物質の代表といえる。

詳細解説

EICネット 環境用語集