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【原子力安全・保安院】2005.04.08 発表

16年度の原子力施設でのトラブル、20件に

 原子力安全・保安院子力安全・保安院は平成16年度に発生した原子力施設でのトラブル状況をまとめ、17年4月8日付け発表した。
 16年度に報告されたトラブルの件数は15年度から7件増加した20件で、すべて法律に基づく報告によるもの。通達に基づく報告はなかった。また原子炉1基あたりのトラブル件数は0.4件だった。
 これらのトラブルを国際原子力事象評価尺度(INES)で評価した結果では、レベル0~7の7段階評価で、「レベル0+(安全上重要ではないが、安全に影響を与えうる事象)」が敦賀1号機自動停止と、美浜3号機2次系配管破損事故(暫定評価)の2件、「レベル0−(安全に影響を与えない事象)」が18件(うち暫定評価5件含む)だった。
 一方、再処理施設、廃棄物管理施設などその他の原子力施設では、核燃機構東海事業所再処理施設で発生した放射能汚染1件がトラブルとして報告されたが、INESによる評価は「レベル0(安全上重要ではない事象)」。また研究開発段階炉でのトラブルはなかった。【原子力安全・保安院】

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