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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2005.03.23 発表

河川流域ごとの水環境報告書を欧州委員会に提出

 イングランド国内の河川流域ごとの水環境報告書が、欧州委員会に提出された。これは、EUの水枠組み指令第5条に基づくもの。
 同指令は、2015年までに、地表水の生態学的・化学的な水質を良好な状態にし、地下水の化学的水質と水量を良好な状態とすることをEU加盟国に求める。
 今回の報告書は、河川流域ごとに特徴を描写したもので、2015年までに水枠組み指令の目標の達成を妨げるような、様々な要因が分析されている。なお、この調査は、現在の水質を評価するものではなく、人間の活動により水環境にリスクが及ぶ地域を特定するものである。報告書では、対策が講じられない場合、どの水管理当局が、2015年までに同指令の目標を達成できないという危機に瀕しているのか、あるいはこうしたおそれがあるのか という点が強調されている。
 モーレイ環境大臣は、報告書の提出を受け、今後は、農業や都市部からの拡散型汚染への対策を強化するとともに、河川や湖沼、河口域、沿岸域の水底、土手などの物理的な変化から生じるリスクにも対処していかなければならないとコメントした。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

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