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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2005.03.29 発表

EPA 第13回目のSO2年間排出枠オークション結果を公表

 EPAは3月29日、シカゴ商品取引所で前日開催された、13回目のSO2年間排出アラウアンスのオークションの結果を公表した。
 このオークションは、一般市民やブローカー、発電所に対し、SO2の排出アラウアンスを購入・売却する機会を与えるものであり、EPAの酸性雨プログラムの一環として行われている。2004年9月に公表された、酸性雨プログラムに関するEPAの進捗状況報告書では、発電所から排出されるSO2は、1980年レベルから700万トン近く削減されたことが示されている。
 SO2排出量に対する上限と、アラウアンスの取引との組み合わせは、費用の削減およびヒトの健康・環境の保護といった両面において効果を挙げている。現在の予測によると、遵守費用は、EPAの当初の予測よりも約75%低くなる。また、SO2排出量は1990年レベルよりも500万トン削減され、アメリカ東部における酸性降下物が30%以上減少し、これにより、湖沼および河川の状況も改善している。
 なおEPAは、発生源がどれほどアラウアンスを購入しても、全国大気質基準を上回るSO2を排出することはできないことを強調している。【EPA】

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