EPAは4月12日、全国環境パフォーマンス・トラック・プログラムに参加する事業者のうち、9事業者に対し、環境に関する模範的な普及活動やパフォーマンスを称え、環境パフォーマンス賞などを授与した。
　このうち、「環境パフォーマンス賞」は、3M、デュランゴ・マッキンレー・ペーパー・カンパニーなど4事業者が受賞した。また、「教育普及賞」には、3M ESPEデンタル・プロダクツ、インターナショナル・ペーパーなど5事業者が選ばれた。このうち、3Mには、企業全体での取組みに対し、初めての「教育普及に関するパフォーマンス・トラック・ディレクター賞」が贈られた。
　さらに、今回、パフォーマンス・トラック・プログラムに参加する複数の施設を有する企業であって、企業全体で優れた環境改善の方針を打ち出しているものを表彰する、「パフォーマンス・トラック企業リーダー」が加えられ、バクスター・ヘルスケア、ジョンソン・アンド・ジョンソン、ロックウェル・コリンズが受賞した。
　この他、EPAのヴァーニー　ニューイングランド地域局長が、「2005年パフォーマンス・トラック進捗報告書：成長と再生」を公表。報告書では、パフォーマンス・トラックの参加事業者が、13億ガロンの水使用、60万トン近くの固形廃棄物の発生、8兆4000億BTUを超えるエネルギー使用を削減してきたことが示されている。
　なお、今回、73の事業者が、新たにパフォーマンス・トラック・プログラムに参加した。これにより、46の州およびプエルト・リコで合計351の事業者が参加することとなる。【ＥＰＡ】