【環境省】2005.04.27 発表
農林水産省と環境省は平成17年4月27日、遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律(カルタヘナ法)に基づき、農林水産大臣が所管する遺伝子組換え生物を環境中への拡散防止策をとらないで使用する場合(カルタヘナ法の第1種使用にあたる場合)に、使用の内容や方法が生物多様性に影響しないか同大臣が意見を聴くための学識経験者の名簿を改訂した。
カルタヘナ法では、第1種使用を行う場合に、主務大臣が学識経験者の意見を参考としながら、生物多様性への影響の度合いを判断し使用承認の可否を決定することになっており、農林水産大臣が所管する遺伝子組換え生物については16年1月に農林水産大臣と環境大臣によって24名が選定されていた。
今回の改訂では、農業環境技術研究所の長谷部亮氏がメンバーからはずれたが、東京大学大学院農学生命科学研究科教授の井出雄二氏、東京大学大学院総合文化研究科助教授の伊藤元己氏ら9名が新たに加わり、メンバー総数が32名となった。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=5935
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