【農林水産省】2005.04.28 発表
農林水産省は、食品の安全性確保の観点から農業者が取り組むべき作物別の適正農業規範(GAP:Good Agricultural Practice)策定・普及マニュアル「『食品安全のためのGAP』策定・普及マニュアル(初版)」を平成17年4月28日付けで各地方農政局長など関係機関に通知し、普及への協力を要請した。
「GAP」は食品の安全性確保や農業生産活動が環境に及ぼす影響の抑制などを目的に近年、世界各国で策定が進められており、国内でも17年3月に「環境調和型農業生産活動のための規範」が策定され、関係機関に通知されたばかり。
今回のマニュアルは、作物生産のGAPを策定する場合、それぞれの産地で異なる土壌、気象などの条件を考慮する必要があることから、各産地がGAPを策定できるよう、策定手順、作物別の考慮事項、チェックリスト例などを示したもの。
なお各都道府県知事に対しては、今回通知を受けた地方農政局長などからマニュアルの内容が通知され、その活用が求められることになる。【農林水産省】
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