ブッシュ大統領とジョンソンEPA長官代理は4月21日、2004年環境青年大統領賞の受賞者30名を表彰した。この賞は、1971年に創設されて以来、地域の環境の保護や環境意識の向上に役立つプロジェクトを策定した、幼稚園から12年生（高校3年生）までの生徒に対し、毎年贈られている。
　今回の表彰の対象となったプロジェクトには、スタッテン島に巣箱を設置した事例、地域の河川の水質を監視し地域住民に保護の必要性を訴えた事例、地下水について調査し、その重要性を教えるために地域のイベントを組織した事例、絶滅の危機に瀕したチョウの生息地を修復した事例などがある。
　選考は、EPAの10の地方部局に送られた申請に対し、地方部局の委員会が、環境上の必要性、目標の達成度、長期的な環境上の利益および地域への効果について判断した。また、プロジェクトのデザイン、コーディネート、実施、革新性、アプローチの適切性についても考慮した。【ＥＰＡ】