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【内閣府】2005.05.12 発表

殺虫剤「ジノテフラン」の食品健康影響評価案への意見募集実施

 内閣府食品安全委員会は平成16年4月に厚生労働大臣から意見を求められていた殺虫剤「ジノテフラン」の食品健康影響評価案をまとめ、この案について17年6月8日(必着)まで意見募集を行うことにした。
 同委員会では評価にあたって動物代謝、植物代謝、土壌中運命、水中運命、作物残留、土壌残留、急性毒性、亜急性毒性、慢性毒性、発がん性、2世代繁殖、発生毒性、遺伝毒性などの試験を行った。
 今回の評価案では試験結果から発がん性、繁殖への影響、催奇形性、遺伝毒性は認められなかったと結論。
 また、各試験で悪影響が認められなかった最大投与量(無毒性量)の最小値がイヌを使った52週間慢性毒性試験の「1日体重1キログラムあたり22ミリグラム」となったため、この数値に安全係数として100分の1を掛けて、一日摂取許容量(ADI 注1)を1日体重1キログラムあたり0.22ミリグラムと算定した。
 意見は郵送、FAX、意見募集ホームページで受付けている。

(注1)人が一生涯にわたって毎日摂取し続けても、健康に影響をおよぼさないと判断される量。1日当たりの体重1キログラムに対する質量として表される。【内閣府 食品安全委員会】

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