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[海外エコニュース一覧]

【EU】2005.04.27 発表

新化学物質規制についてハイレベル協議

 EUの新化学物質規制(REACH)の影響に関する新たな調査結果について検討するため、欧州委員会のフェアホイゲン産業委員とディマス環境委員は、4月27日、欧州議会の議員も交えたハイレベル会合を開催した。
 この調査は、産業界の委託により実施されたもので、REACHがサプライ・チェーンに及ぼす影響を分析した。調査結果の主なポイントは以下のとおり。
●生産量の多い物質については、REACHの登録上の要求事項に従うことで影響を受けるとする証拠は少ないが、生産量が少ない物質(100トン以下)は、利益が減少したり、失われたりするなど最も影響を受けやすい。
●下流のユーザーが、技術的に非常に重要な物質の供給停止に見舞われるという証拠は少ない。
●財政基盤や市場での力が弱い中小企業は、REACHによる影響を特に受けやすい。
●REACHによって利益を得る業界もあることを企業は認識している。
 ハイレベル会合では、この他、EU新加盟国(10カ国)にREACHが及ぼす影響を調べた調査の報告についても、ヒアリングを行った。【欧州委員会環境総局】

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