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【イギリス】2005.04.28 発表

「2004年大気質指標」確定版発表 2004年の大気汚染度は2002年並みに減少

 イギリスの「2004年大気質指標」の確定版が、4月28日に発表された。
 報告によると、都市部で、大気汚染濃度が「高い」、あるいは「普通」とされた日数は、観測地点当たり平均22日間で、長期的傾向として、汚染濃度の高い日は減少していることが分かった。その要因の多くは粒子状物質やSO2の減少であるが、これは年々の気象条件の差により変動がでるという。
 一方、地方部では、大気汚染濃度が「高い」、あるいは「普通」とされた日数は、観測地点当たり平均42日間。過去の日数は1987年の21日から2003年の61日と大きく変動している。年によって差があり明らかな傾向は見られない。これは、地方部での汚染の主な原因となっている、オゾン濃度の変動を反映している。オゾンは、2003年などのような猛暑で増加する。
 都市部と地方部を比較してみると、人口密度の高さから都市部の方が汚染の影響が著しいこと、さらに、都市部では年間を通して大気汚染度が高い日が見られるのに対し、地方部では季節の暖かい時期に汚染が集中していることなどが分かった。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050428b.htm

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