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【国土交通省】2005.05.18 発表

都市水路復活に向けた地域計画策定のモデル地域7地域を決定

 国土交通省は平成17年5月18日、同省都市水路検討会がまとめた都市の水路保全、再生、創出に向けた提言「懐かしい未来へ~都市をうるおす水のみち~」をもとに、都市水路計画を策定するモデル事業の実施地域として7地域を決定した。
 都市水路検討会の提言は17年2月にまとまったもので、暗渠化や埋め立てにより減少した都市水路を、ヒートアイランド緩和、防災上重要な水と緑の空間として再評価し、「資源と労力を投入してでも、都市水路を整備する価値がある」と指摘。
 また都市水路復活のために必要な制度として、(1)景観法を参考にした都市水路計画制度・多様な関係者が参加可能な協議会新設、(2)多様な水路関係者による管理協定締結、(3)歩道や駐車場など水路周辺地域全体を考えた維持管理システム構築、(4)水路から利益を受ける者に費用分担を求めることができる制度の創出−−を提案していた。
 今回モデル事業の実施地域に決定したのは神奈川県厚木市、横浜市、滋賀県大津市、福岡県北九州市、兵庫県神戸市、大阪府堺市、千葉県船橋市。
 モデル事業では、これらの地域で(一)自治体をコーディネイター役とした「都市水路協議会」の設立、(二)既存水路、雨水貯留水など都市域特有の水源、湧水など自然水源など、対象地域の水の状況にわかるマップの作成、(三)マップに基づいた「都市水路計画」の策定−−が行われるほか、17年度末に(四)各モデル地域合同の成果報告会の開催が予定されている。【国土交通省】

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