【気象庁】2005.05.20 発表
気象庁は2005年5月20日、札幌、つくば、那覇−−の国内3地点と南極・昭和基地で実施している上空オゾン量、地上に到達する有害紫外線強度についての05年4月の観測結果を発表した。
05年4月の観測では、国内3地点の月平均オゾン全量(ある地点の上空のオゾン総量)は従来なみだった。
なお、従来4地点だった観測地点が3地点となっているのは、鹿児島での観測が05年3月までで終了したため。
また、米国・航空宇宙局(NASA)のアースプローブ衛星のデータと気象庁の観測値から作成した全世界の月平均のオゾン全量分布について、参照値である1979年から1992年の月別平均値との偏差を解析した結果では、南極大陸沿岸からアフリカ大陸南方にかけての領域とカナダからヨーロッパ北部にかけての領域で、10%以上オゾン全量が減少した地域が見られた。【気象庁】
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0505/20a/ozon0504.html
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