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[海外エコニュース一覧]

【アメリカ】2005.05.11 発表

EPA 2003年の有害物質排出インベントリーを公表

 EPAは、5月11日、2003年の「有害物質排出インベントリー(TRI)」を公表した。これは、2003年中に、対象施設(約2万3000施設)から環境中に放出された有害化学物質(約650種類)の量に関する年次報告である。
 今回の報告によると、2002年から2003年にかけて、環境中への排出・放出量は6%減少した。また、1998年と比べると、42%の減少となった。
 インターネットを通じた報告は、引き続き、増えてきている。これにより、より迅速にデータを市民に公表することが可能となる。今回は、86%の報告がインターネットを通じて提出された。
 TRIは、「1986年緊急事態計画および地域住民の知る権利法」によって定められた有害化学物質と施設とを対象として追跡を行っており、また「1990年汚染防止法」では、TRIによって、有害化学物質であって、サイト内で処理されたもの、リサイクルされたもの、エネルギー回収のために焼却されたものに関するデータを収集することが義務づけられている。
 今回のデータでは、水銀、PCB類およびダイオキシンについて若干の増加がみられたが、このうちのいくつかは、報告上の異常によるものと考えられる。【EPA】

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