【ドイツ】2005.05.19 発表
5月19日、ドイツのトリッティン環境大臣は、BETREM Emscherbrennstoffe社(Bottrop市)が、メタンガスの排出を阻止することを目的とした汚泥浄化施設を建設したことを発表した。この施設には、「環境負荷削減のための投資プログラム」から、約22万5000ユーロが投資されている。「汚泥の環境に配慮した処理は、地球温暖化対策だけでなく、土壌や地下水にも良い影響をもたらす」と、トリッティン環境大臣はコメントを述べた。
汚泥の非管理的な処理工程では、地球温暖化の要因となるメタンガスの排出を引き起こすが、この施設では、次の浄化工程により、メタンガスの発生を防いでいる。浄化工程は2段階あり、最初に、汚泥は、10ミリの網目でふるいにかけられる。第2段階では、スクリューによって、シーリングを通じて、プレスされ、最終的に、焼却処理が可能な2ミリの粒子状物質になる。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01_11_2004/pm/35515.php
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