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【イギリス】2005.05.25 発表

イギリス農薬フォーラム 2004年年次報告書を公表

 農薬フォーラムによる2004年の年次報告書が、5月25日に公表された。同フォーラムは、農業者や環境関係者など、様々な関係者を集め、責任ある農薬の使用について、政府及び企業に勧告した。報告書で示された、同フォーラムの2004年の活動状況は以下のとおり。
●植物保護剤に関する国家的戦略の策定に早くから貢献した。
●農薬使用についての法的行動規範を改正した。
●農薬利用についての「自主的イニシアティブ」を引き続き推進し、支援した。
 また、この日、農薬が与える環境影響、農薬の最善の利用形態の普及方法と研究成果の共有方法についての別の二つの報告書も発表された。
 同フォーラムは、使用目的外のエリア(水域及び野生生物など)に農薬の及ぼす影響についてモニタリングするための指標を策定しているが、2004年版指標報告書は、これらの指標を全面的に改訂したものである。「自主的イニシアティブ」によって開発された3つの指標についても詳しく記述されており、環境庁による水質データの分析も示されている。
 また、もう一つの報告書は、知識の移転についての勧告であり、農薬に関する新情報を迅速に広める必要性、情報の共有の重要性などが強調されている。
 同フォーラムでは、2005年に、農薬の持続可能な利用を目指す国家戦略の策定に向けた政府提案、農薬容器の処理、農薬の影響を削減するための研究知識を移転する際の障壁の除去などについて、検討していく予定である。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050525a.htm

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