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【経済産業省】2005.06.16 発表

04年のHFC・PFC・SF6排出量、2,340万トンに

 2005年6月16日に開催された産業構造審議会の地球温暖化防止対策小委員会で、の削減対象となっている「ハイドロフルオロカーボン(HFC)」、「パーフルオロカーボン(PFC)類」、「六フッ化硫黄(SF6)」の3種のガスについて、(1)04年排出量状況、(2)排出削減に向けての産業界自主行動計画進捗状況に対する継続調査結果−−が審議された。
 04年の排出状況としては、CO2換算の排出量が03年より260万トン分減少した2,340万トンであったことが報告された。
 京都議定書の3ガス基準年(95年)の排出量が4,970万トンであることを考えると、04年は基準年より排出量がほぼ半減したことになるが、分野別の排出量では、フロンから代替フロンへの転換が進みつつある冷凍空調機器分野や断熱・発泡剤分野で、3ガス排出量の増加傾向が明確化し、今後これらの分野で代替フロンへの転換が進むと、3ガス排出量はふたたび増加する見込みであることが指摘された。
 一方、自主行動計画の進捗状況としては、8分野22事業者団体が自主行動計画に参加し、各分野で目標達成に向けた取組みが引き続き着実に進んでいることが報告された。
 05年4月に閣議決定された温暖化対策の政府基本方針「京都議定書目標達成計画」では、代替フロン3ガス分野の2010年前後の排出目標値を基準年比+0.1%とすることが掲げられている。【経済産業省】

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