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【水産庁】2005.06.20 発表

中西部太平洋熱帯水域で、人工浮魚礁周辺の小型まぐろ類05年度行動調査を開始へ

 水産庁は2005年6月21日から9月9日までの予定で、中西部太平洋の熱帯水域で、漁業調査船照洋丸(総トン数2,114トン)によるFADs(人工浮魚礁)周辺の小型まぐろ類の行動調査を開始する。
 今回の調査は、近年、まぐろまき網漁船による利用が増えている人工浮魚礁周辺の小型まぐろ類の魚種別分布や群れ行動などの情報を収集するもの。
 一般に小型まぐろ類は、カツオ、キハダ、メバチの順に分布する深度が深くなると言われているが、これらの小型まぐろ類のFADs周辺での分布域の違いが明らかになれば、漁獲方法を工夫することにより、とりわけまき網漁業による資源減少が懸念されているメバチの混獲を減少できる可能性がある。
 01年度と03年度に行った同様の調査では、メバチの遊泳水深はキハダよりもやや深く、キハダでは大型の個体ほど深い水深に分布していることが示唆されたが、カツオについてのデータが十分に収集できなかった。このため今回の調査では、カツオも含めた知見を収集し、メバチとキハダとの選択漁獲の可能性を検討する。
 なお調査には、独立行政法人水産総合研究センター調査船第18太神丸が協力する。【水産庁】 

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