【ドイツ】2005.06.01 発表
ドイツ連邦政府は、6月1日、報告書「自然の状況」を発表した。これは、ドイツにおける自然の状況やその分析をまとめたもの。生物多様性の保護や持続的可能な利用に関する展望を示すとともに、連邦政府の自然保護政策の重点について説明している。
報告書は、さらに、自然保護が地域の経済や雇用に与える影響も分析している。例えば、ミューリッツ市では、ミューリッツ国立公園を訪れる観光客によって、2004年は1340万ユーロ(約18億円)の収益を記録、さらに約630人分の雇用が創出されたという。
トリッティン環境大臣は、「自然の保護と利用は、対立するものではない。反対に、調和するもので、ポジティブな経済効果ももたらす。自然保護は、地域の魅力を増し、そして雇用の増加も生み出すものである」とコメントを述べた。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01012005/pm/35577.php
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