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【総務省】2005.06.21 発表

沖縄県・羽地ダム周辺地域を鉱区禁止地域に指定

 公害等調整委員会は、沖縄県・羽地ダムの周辺に広がる名護市田井、親川など635.75ヘクタールの地域を鉱区禁止地域に指定し、平成17年6月21日の官報で公示した。公示30日後から指定が発効し、同地域での鉱物採掘が禁止される。
 今回の指定は、16年6月11日付けの国土交通大臣の要請にもとづき、同委員会による経済産業大臣、沖縄県知事への意見照会、専門家、同委員会担当委員による現地調査の実施、採石権者、水利権者、土地所有者などの利害関係人審問などの手続を経て決まったもの。
 国土交通大臣は公害等調整委員会に、「羽地ダム周辺で鉱物掘採が行われると、施設損壊、貯水池埋没、漏水、水質汚濁など、ダムや貯水池の保全に支障を与えるおそれがあるため、鉱区禁止地域に指定してほしい」と要請していた。
 羽地ダムは、平成16年に竣工した総貯水容量1,980万立方メートルのロックフィル式ダムで、洪水調節、流水機能の維持・増進、新規利水の確保を目的としている。沖縄県の赤土等流出防止条例の適用第1号でもあり、沈砂池や濁水処理設備の設置など種々の赤土流出防止策も実施されている。【総務省 公害等調整委員会】

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