【ドイツ】2005.06.17 発表
ドイツ連邦政府の諮問機関である環境問題専門家委員会(SRU)は、6月17日、特別提言書「環境と道路交通:高いモビリティ 環境に配慮した交通」を発表した。SRUは、交通をより環境に配慮したものにするように提言する。2020年までに、1日あたりの新規の土地利用を、30ヘクタールにまで削減するための持続可能な戦略のための目標を設定するよう要求し、さらに、交通に関連した大気汚染物質や温室効果ガス、騒音の削減目標値を設定することを提言している。
提言書を受け取ったトリッティン環境大臣は、環境に配慮した交通政策は、連邦環境省にとっても重要な課題だとし、さらに、「再生可能エネルギー源を燃料にした高効率で、有害物質の排出の少ない乗用車を普及させるよう尽力する。代替燃料の市場での割合を、2020年までに少なくとも25%にまで高めることが目標だ。」と述べた。【ドイツ連邦環境省】
http://www.bmu.de/pressemitteilungen/pressemitteilungen_ab_01012005/pm/35645.php
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