【国連】2005.06.17 発表
国連ミレニアム開発目標に関する報告書が公表されたことを受け、UNEPのテプファー事務局長は声明を発表した。
今回公表された、国連の「ミレニアム開発目標報告書2005」では、ミレニアム開発目標の達成に向け、途上国において、多くの面で進捗が見られることが強調されている。しかし、サブサハラ・アフリカについては、多くの点で遅れが見られることも明らかとなった。
テプファー事務局長は、「貧困と戦うためには、3つの資本、すなわち、金融資本、人的資本、そして環境資本の3つが必要だ」と指摘。2005年9月にニューヨークで開催される世界サミットでは、国連改革や8つのミレニアム開発目標の進捗状況について議論される予定だが、「環境は、ミレニアム開発目標やその基礎となる指標に命を吹き込む酸素なのだ ということをしっかり理解した上で、我々は2005年世界サミットに参加する。これは、サミットに参加する各国首脳に情報を提供するために策定された、多くの報告書によって明らかにされている」と述べた。
事務局長は、2005年世界サミットが、環境のための支援の日にならなければならない と強調している。【UNEP】
http://www.unep.org/Documents.Multilingual/Default.asp?DocumentID=434&ArticleID=4819&l=en
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