【警察庁】2005.07.05 発表
警察庁は平成17年7月5日、16年の山岳遭難発生件数が1,321件、遭難者数が1,609人、死者・行方不明者267人にのぼったと発表した。
山岳遭難発生件数、遭難者数とも昭和36年以来最多だった15年に比べると、山岳遭難発生件数では37件、遭難者数では57人減少しているが、10年以降発生件数が1,000件を超える状況が続いていることについて大幅な変化はみられていない。
遭難者が山に入った理由をみると、登山目的が1,074人(66.7%)と最も多く、山菜採り・きのこ採りの415人(25.8%)がこれに続いた。また登山の場合は夏山シーズンの7月(211人)、8月(181人)の遭難が多く、山菜採りでは6月(121人)、5・6月(ともに107人)の遭難が多かった。
遭難者の年齢は60歳~64歳が286人と最も多く、また40歳以上の遭難者だけで全遭難者の81.4%にあたる1,309人にのぼっていた。40歳以上の遭難者が70%以上を占めている傾向は平成8年以降継続しているという。【警察庁】
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