【環境省】2005.07.11 発表
環境省は平成17年7月11日、17年に産卵されたトキの卵のふ化が6月9日までにすべて完了したと発表した。
17年は友友と洋洋、優優と美美など、16年に繁殖した5組のうち1組のペアを解消したが、新たに3組がペアを形成。計7組のペアで繁殖に取り組んだ結果、合計42個の卵が産まれ、人工ふ化で21羽、自然ふ化で1羽が誕生し、トキの総個体数は80羽となったという。
なお自然ふ化は7組のうち3組について、それぞれ産卵の際に卵を1~2個巣に残して試してみたが、うち今年新たにペアを形成した管理番号28と23のペアで1羽のみ成功。
一方自然状態の子育てについては、7組すべてについて、人工ふ化したヒナをトキに抱卵させていた擬卵や無精卵と取り替えて育てさせたところ、7組とも自力で育てることに成功した。【環境省】
http://www.env.go.jp/press/press.php3?serial=6168
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