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[海外エコニュース一覧]

【イギリス】2005.06.27 発表

絶滅危惧種の違法取引への罰則を強化

 イギリスで、絶滅危惧種の違法取引に対する罰則が強化され、違法取引を行なった者とその相手方に対して、5年以下の禁固刑が課されることとなった(これまでは、最高2年の禁固刑)。
 7月21日に施行される新規則では、野生動物に関する犯罪への対策が強化され、逮捕、立ち入り、捜査、没収など、警察官の権限が強化された。
 生物多様性を担当するジム・ナイト大臣(政務次官)は、ゾウ、サイ、トラ、猛禽類の鳥、ランなどの野生生物種は違法取引によって危機に瀕していると指摘し、今回の規則は、違反者に容赦しないというメッセージを送るものだ と述べた。
 今回の措置は、「1997年絶滅危惧種の取引管理に関する(執行)規則(COTES)」の罰則を強化するものであり、EU野生生物取引規則(338/97)の付属書Aに記載されている動物種の保護を強化する。
 新規則の効力は、イングランド、ウェールズ、北アイルランドに及び、同様の法令がスコットランドでも導入される予定である。【イギリス環境・食糧・地方事業省】

プレスリリース

http://www.defra.gov.uk/news/2005/050627b.htm

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