メインコンテンツ ここから

[国内エコニュース一覧]

【環境省】2005.07.15 発表

アスベストによる健康被害者数、462名に

 過去に石綿を製造したり、取り扱っていた事業所の従業員や周辺住民に、肺がん、中皮腫など石綿によるとみられる健康被害が多発していることが複数企業から公表されたことを踏まえ、環境省は平成17年7月15日付けで、自治体の保健所がアスベストに関する相談を行う際の参考資料「石綿(アスベスト)についてQ&A」を各都道府県に送付した。
 環境省は17年7月12日に、各都道府県に対し保健所でアスベストに関する健康相談を行うよう通知していた。
 今回のQ&Aは兵庫県の尼崎保健所が作成したものをもとに整理、加筆したもので、「アスベストとは?」、「アスベストが原因で発症する病気は?」、「どの程度の量のアスベストを吸い込んだら発病するのか?」、「アスベストを吸い込んだかどうかはどのような検査でわかるのか?」など基本的な知識を18の問答形式で説明したもの。
 なお15日には経済産業省も、アスベストによる健康被害の実態調査結果を各都道府県に送付。
 この調査結果によると、過去にアスベスト含有製品を製造していた89社からの提供情報で、アスベストが原因とみられる健康被害による死亡従業員数は374名、療養中従業員数は88名、あわせて462名にのぼったという。【環境省】

前のページへ戻る

【PR】

ログイン

ゲストさん、

[新規登録] [パスワードを確認]

エコナビアクションメニュー

【PR】

  • 東京環境工科専門学校 コラム連載中!
  • Arch Joint Vision
フォローする

【PR】