【気象庁】2005.07.20 発表
気象庁は全国を約20キロメートル四方の区画に分けた紫外線の強さの月別分布図を作成し、2005年7月20日に公表した。
この分布図は1997年から04年までの各区画のUVインデックス(注1)の月別累年平均を示したもの。
紫外線は7~8月に最も強くなるというような月ごとの変動や、天気分布の違いにより同じ緯度帯でも紫外線の強さは異なることが把握できる。
なお気象庁は、毎月公表している「オゾン層観測速報」の05年7月発表分から新たに、日最大UVインデックスの前月の月平均分布と、今回作成した月別累年平均値からの偏差について解説を開始する方針。
7月20日に発表された05年6月のデータでは、紫外線が非常に強いことを示す8以上の領域が南西諸島と小笠原でみられ、また北陸から九州にかけてと北海道東部などで、月別累年平均値に対して10%以上日最大UVインデックス大きい地域がみられたとされている。
(注1)紫外線が人体へ及ぼす影響の度合を示す紅斑紫外線量を日常使いやすい数値にしたもの。気象庁では上空のオゾン量データや、気象台やアメダスで観測された気象データなどを基に毎時の数値を推定している。【気象庁】
http://www.jma.go.jp/JMA_HP/jma/press/0507/20a/uv0502.html
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