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【国土交通省】2005.08.02 発表

建設業関連11団体にアスベストに関する行動計画作成を要請

 過去に石綿を取り扱っていた事業所の従業員や周辺住民にアスベスト(石綿)によるとみられる健康被害が多発していることが複数企業から公表され、アスベストによる健康被害について国民の不安が高まっていることを踏まえ、国土交通省は平成17年8月1日、建設業関連の11団体に対し、アスベスト(石綿)に関する行動計画を作成するよう要請する文書を送付した。
 行動計画に盛り込むべきとされている内容は(1)関係法令遵守を周知徹底するための計画、および(2)健康管理手帳制度(注1)、労災補償制度(注2)を周知徹底するための計画。それぞれについて行動の具体的内容、対象者、実施時期を明らかにすべきとされている。
 なお、行動計画の提出期限は17年9月9日17時。

(注1)健康管理手帳は石綿を取扱う業務に従事していた人が離職後に住居地の都道府県労働局長に申請することにより交付を受けることができる。交付後は指定された医療機関や健康診断機関で年2回(じん肺の健康管理手帳については年1回)無料で健康診断を受けることができる。
(注2)過去の業務により石綿との関連が認められる疾病にかかり、療養、休業、死亡した場合には、労災補償対象となる可能性がある。補償を受けるには労働基準監督署への手続きが必要。【国土交通省】

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