【厚生労働省】2005.08.08 発表
厚生労働省は、アスベスト(石綿)による労災認定事例があった事業場名を公表した平成17年7月29日以降、8月4日までに石綿による健康被害についての相談が、同省や都道府県労働局、労働基準監督署に計3,055件寄せられたと5日に発表した。
公表直後の土日にあたる7月30・31日の両日だけで、厚生労働本省に臨時に設置された電話相談窓口に対し368件の相談や照会が寄せられたほか、8月1~4日には厚生労働本省に対し295件、都道府県労働局・労働基準監督署に対し2,392件の相談や照会がそれぞれ寄せられたという。
相談内容としては、発病した場合の労災認定の可能性、労災手続方法、過去に石綿に関する作業に従事したことによる健康障害への不安、住宅に使用されている建築材料に含まれる石綿の危険性−−などが多かった。
厚生労働省では今後も引き続き、公表情報に関する問合せや労災保険に関する相談などを、本省、都道府県労働局・労働基準監督署で受け付けていく方針。【厚生労働省】
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2005/08/h0805-1.html
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